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抵当権抹消手続きで2万円を浮かせる方法

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大阪・八尾の小さなマンション。僕たち夫婦はここに住んでいるのですが、事情があり、住宅ローンの残りを一括で支払いました。

 

銀行に行き、生まれて初めて見る額の札束を支払うのですが、ポンと札束を投げ出せばいいわけではありません。複雑な手続きを経て、様々な書類を銀行から受け取ります。

 

で、僕は世間知らずなんで知らなかったのですが、ここで抵当権抹消という手続きが必要となります。

 

抵当権というのは、もし我々がこの住宅ローンを払えなくなった場合のことを考慮し、この家そのものを担保にしてお金を借りている、というものです。

 

つまり、住宅金融支援機構が持っていた抵当権を、完済に伴い抹消する手続き。

 

この世の中にはそんな手続きが必要なんだそうです。

 

完済したんだから、そんな手続きなんか自動で行なってくれよ、と言いたいんですが…。

 

万一、この手続きを怠っていた場合、不動産売買ができなかったり、最悪の場合、その事実を悪用され、せっかく完済したこの家が自分たちのものでなくなってしまう、という可能性もある、とのこと。

 

この手続きがまた極めて複雑なので、普通は、司法書士の先生にやってもらうのが常のようです。

 

実際、銀行にて、複雑な支払いの手続きを行っている際、銀行員のお姉さんは、良かれと思い、

 

「抵当権抹消手続きもこちらでやっておいてよろしいですね?」

 

と、さも当然な流れのように言いました。おそらく、ほとんどの顧客がそうするからだと思われます。

 

ところがお方さまが、

 

「いえ。こちらでやります」

 

と言ったので、銀行員はしばし呆然としていました。

 

精一杯の笑顔を保ちながら、銀行員のお姉さんは、その手続きがけっこう複雑で面倒臭い事や、書類を紛失した場合、再発行が 極めて難しい、などの説明しましたが、お方さまは自分でやる、の一点張り。

 

(のちに確認したところ、この手続きの存在を、お方さまも直前で知ったらしいのですが、以前、似たような書類作成を自分で行った経験があり、自信があった、とのことでした)

 

そのため、銀行員さんは、様々な書類の中から、個人が申請する際に必要な書類を抜き出し、渡してくれました。

 

事前に調べていたところでは、この抵当権抹消手続きを司法書士さんにお願いした場合、最低でも1万円かかることは把握していました。別に、印紙代が4千円。

 

銀行さんにお願いする、というのはおそらく、銀行さんと契約している司法書士さんに回す、という事を意味していると思われますが、その費用は2万円と言われました。

 

では、それを自分でやる、というのはそれほど複雑な事なのでしょうか。

 

まず法務局に電話してやり方を聞いたところ、

 

法務省のHPに、住宅ローンを完済した場合に必要な書類の書式があるので、抵当権抹消手続きの書類をダウンロードして、必要事項を記入して提出してください。書き方については例があるので、それを参考にしてください」

 

住宅ローン等を完済した:法務局

 

そしてさらに、法務局の人は続けます。

 

「個人で手続きをされるのでしたら、法務局にいつ来るかの予約をしてもらいます。いつがいいですか?」

 

とのことだったので、14日の午前10時、を予約しました。

 

さて、書類をダウンロードし(A4の紙がわずか2枚です)、記入例に従って記入を進めるお方さま。

 

が、記入例があるものの、やはり、

 

「この欄に記入するのは、自分たちの書類で言えば、どの項目になるのだろう…」

 

と、決して簡単ではなく、風邪ひいてるにも関わらず、半日近くかかって作成をしていました。

 

そして本日。午前9:45。法務局着。

 

お方さまは、

 

せっかく作った書類を忘れたのであった!

 

「あーあ…。また、別日を設定して、出直しや…」

 

と半ば諦めていました…

 

たまたま、下書き程度を書いた用紙は持っていましたが、名前と現住所くらいしか記載していない状態。

 

法務局には、この種の書類を提出する前に、書類に不備がないかをチェックしてくれる係の方がいらっしゃって、時間を予約したのは、この係の方との面談の予約でした。

 

「すみません、わからない部分は空欄にしてあります…」

 

と、8割は空欄の下書き用紙を渡したところ、

 

銀行からもらった書類関係は持参していたので…

 

係の方は、チョイチョイと引き出しから書類を取り出し、不備の部分は

 

「ここには、この住所を記入してください。その下も、同じ事を記入してください」

 

などと、テキパキと我々が記入すべき事柄を指示してくれて、

出来上がった書類を冊子にして、

我々が差し出した三文判を然るべき場所に押し、

さらに割印も押し、

 

あっという間に書類の完成…

 

銀行から受け取った書類さえ持ってきたら、ほとんど係の人がやってくれはった…

 

チェック係の方は、推定年齢70歳過ぎ。おそらく法務局のOBさんだと思われます。

 

東大阪の法務局にはこの係の方が3名いらっしゃって、我々が面談している間にもひっきりなしの他の2名の係の方が対応していらっしゃいました。我々は個人ですが、法人で来られている方も多かったようにお見受けしました。

 

とにかく、個人で作成する書類について、せっかく作成した書類を忘れる、という失態を演じたおかげで…

 

実際は、銀行からもらった書類さえ持参すれば、それほど問題なく手続きはできる

 

ということがわかってしまったのでした…

 

これは、東大阪の法務局に限ったことなのかもしれません。少なくともそこには、3名の法務局OBの方が提出前書類をチェックする、という役割を担われています。

 

また、出来上がった書類を冊子状にして、数カ所に割印を押す、などというプロセスは、法務局のサイトのどこを見ても書かれていないので、あの役割の係の方がいらっしゃらなければ、最終的な様式に整えることは素人にはできない、と思われます。

 

つまり…

 

小一時間程度の時間を捻出できれば、銀行から受け取った書類さえ持参すれば、抹消手続きは可能です。

 

まあこれはあまり行儀のいい申請者とは言えないので、最低限、申請書類はダウンロードし、わかる範囲内だけでも記入しておくのがいいでしょう。